
沖縄に住むようになってからよく見かけるようになった
観葉植物のひとつ。
これは「トラノオ」 とか 「サンスベリア」 とかいうらしい。

ホテルのカフェテリアの。

ガラス窓前にも。

国際通り沿いでよく見るTシャツ屋さんの
ショーウィンドウ前の植え込みにも。

呑み屋さんの玄関先にも。

撮影する角度をぜんぜん考えていなかったので、
そうだとはわからないかもしれないけど、
桜坂劇場前の植え込みにも。
(赤丸部分を下 ↓ で拡大)

とにかくあちこちで見られるこのトラノオ。
(下 ↓ でさらにトラノオ部分を拡大)

沖縄に来る前にも、どこかで見たことがあるんだよなあ、
このトラノオっていうか、この草……
どこで見たんだっけな、という疑問がずーっと心の中の
どこかにひっかかっていたのだが、
ある日、昔の旅行の写真の整理をしていて気づいた。

ああ、思い出したっ!
この草、パリのオルセー美術館の。

ルソーの「蛇使いの女」の絵の中に描かれていた草じゃんっ!
なんか、印象深く思い出に残っていると思った。
(右下に写っているのは友人です。気にしないでくれ)
(ボケボケの写真ということで、絵の著作権も気にしないでくれ)

トラノオ部分拡大。
これを「巨大な花」と説明している絵画のガイドブックが
あったが、それはちょっとどうよ……草だろ……(草だよな)
ルソーの絵では他にも、昨年末に行ったスイスの
バーゼル市立美術館にあった 「Virgin Forest at Sunset」
という絵の中にもこのトラノオが描かれていて、
「おおこんなところにも」 と驚いた。

ルソー自身は南国に行ったことがなかったので、
パリの植物園で見たものをもとに描いたとかなんとか、
そういうエピソードがこの植物にはあったと思う。

ルソーはこのトラノオに 「南国」 のイメージを強く感じたのかな。
道端のトラノオの鉢植えを見て、ふとそんなことを考えてみる。
【花・植物・果実の最新記事】

